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奥多摩の峠と観光名所(奥多摩むかしみち)

所要時間  片道3〜4時間、往復6〜8時間程度のハイキングコース(初級登山)

地図  スタート地点(地図表示)折り返し地点(地図表示)

情報  途中にトイレあり、奥多摩湖にはトイレ・休憩所・飲食店多数あり。駅前の観光案内所で観光MAPをもらおう!

推奨装備  長袖・長ズボン・歩きやすい靴・汗ふきタオル・日除けの帽子・水分500ml以上・腐りにくいおにぎり・紫外線対策

奥多摩むかしみち

「奥多摩むかしみち」は奥多摩駅と小河内を結ぶ旧青梅街道で、
山深い道を通り、奥多摩駅から奥多摩湖まで歩くことができる。
登山道と違って標識がしっかりたてられているため、道に迷う心配もない。

R411沿いにあるすべてのバス停はむかし道に続いており、
途中でギブアップしても、バスに乗って帰ってくることができる。
まさに、初心者向けのハイキングコースだ!
もちろん、むかしみちを往復するも良し、奥多摩からバスで戻るもよし。

奥多摩むかしみちの入口はここ。
奥多摩駅からR411を西へちょっと歩いたところにある。
 

入り口には観光案内の掲示板がある。
ここで見所をチェックしよう!!

また、奥多摩駅前の観光案内所ではコースマップを無料配布している。
出発前にゲットしておこう!!

全工程の距離は約9km。
舗装路・未舗装路・アップダウンと、変化のめまぐるしい道を行く。
平地の9kmとは比べ物にならないくらい時間がかかる。
パンフレットの標準観光時間は"4時間"となっている。
往復なら"8時間"だ( ̄□ ̄;

のっけっから急勾配の坂がお出迎え。
名を「羽黒坂」という。
昔の人もこの坂には苦労したらしい。

左手、R411方面に「おくたま」の文字が…。
国道からは見えにくいものなので、むかしみちを観光する人のために
作ったものだと思われる(^^

狭い砂利道を行く。
某バイク雑誌で「奥多摩むかしみちツーリング」なるものが
載っていたが、これはバイクで走る道ではないと思う(^^;

途中で出会った色鮮やかなバッタらしき昆虫。

散策路に咲いていた可愛らしいお花。

道が少し広くなり、遊歩道っぽくなってきた。
見える景色は山・山・山〜♪

通行注意( ̄◇ ̄;;

木々の合間に廃線が見えた。
ダム建設時に使われていたものだ。

砂利道の終わりに階段がある。
某バイク雑誌で最後に数段階段があり、これさえ乗り切れれば
バイクでも走行可能!と書かれていたが、この階段のことだろうか?
どうみてもバイクで通る道ではない( ̄◇ ̄;

この階段をのぼると、舗装路に出る。

途中、緑の案内板があり、右の坂をのぼるのか
左の舗装路を歩き続けるかちょっと迷った。
正解は左の舗装路!!

途中に真新しいトイレがあった。
先は長いので、立ち寄っておこう。

道の途中にポツポツと置かれている石の案内。
たまにまぎらわしい道があるので、よく見て歩こう。

道が少し広くなってきた。

眼下にR411が見える。
むかし道は何度かR411の近くを通る。
疲れてギブアップしたくなったら、
R411へおりてバスに乗ろう。

この日は炎天下で陽射しがとても暑かった。
蝉の鳴き声や渓流の音を聞きながら、汗だくになって歩く…。
う〜ん、夏だねぇ(^0^*

不動の上滝。
観光客が滝の真下で水を浴びていた。
滝に打たれると長寿になるという伝説があるらしい。

道はまた、未舗装路に。
長時間歩くには舗装路よりも未舗装路の方が足の裏に優しい。
たまに地元車が通るので注意。

「奥多摩むかしみち」には見所がいっぱい!
奇岩やお地蔵様、道祖神など点在している。
白い看板があったら立ち止まって読んでみよう。

再び、R411の近くを通る。
背後を振り返ると、国道のトンネルと
廃線が見える。
R411を走ったことのある人ならば、見覚えのある場所だろう。

「いろは楓」という名前の付いた立派な楓の木。
樹齢は200年くらいだという。
紅葉の時期にここへ来れば、色鮮やかな姿を見せてくれるに違いない。
見頃は11月中旬頃。

惣岳渓谷が姿を見せる。
巨岩や奇岩が並び、水が勢いよく流れている。
この先の吊り橋を渡り左に歩くと、川原へおりられるという。
増水時は注意!!

吊り橋発見!!
(しだくら吊橋)

惣岳渓谷が一望♪(^^*

遊歩道にはクロアゲハがたくさん飛んでいた。

もう1つ、吊り橋発見!!
こちらはかなり古い橋で、渡るときしみ、おっかなかった。
(同所吊橋)

2つめの吊り橋からの眺め。
惣岳渓谷とは異なり、河がゆったりと流れている。

炎天下の遊歩道、木陰がありがたい。

しばし、渓谷を眺めながら走る。
奥多摩湖が恋しい。

途中、奥多摩むかしみちをはずれて、
小河内ダム方面へ・・・。
木陰がなく灼熱地獄( ̄◇ ̄;

どどーん♪
小河内ダムに到着。
下から見てもでかい!!

カメラをめいっぱいズームして撮影してみた。
関係者立ち入り禁止のため、これ以上近付けない(^^;

ごごごごご〜っと、放流中!!
辺りに轟音が響き渡る。

むかしみちに戻り、もう1〜2山越える。
ダムはすぐそこだが、むかし道を利用すると
ここから徒歩1時間程度(^▽^;

ダムが見えなくなってしまった。
そして、遥か遠方にR411が見える。
そう・・・むかしみちは奥多摩駅〜奥多摩湖までの
回り道なのであ〜る!!
昔の人は大変だったんだなぁ…。

小河内ダムと再会♪(^^
普段は低く見える奥多摩湖の水面も
ここから見ると随分高い位置にあるってことがわかる。

道は一気に狭く、険しくなり、ラストスパート!
アップダウンはまだ続く・・・。
こんなの絶対、バイクで通る道じゃないよ(汗)

ついに、奥多摩湖が間近に見えた。
湖畔沿いの道から見る奥多摩湖とも
周遊道路から見る奥多摩湖とも
ちょっと違うこの表情。
むかしみちからしか拝むことができない。

ここまでくればあとは下るだけ!!
・・・なんだけど、高い場所にいるだけに これがまた長いのだ(^^;

ゴーーーーーーーーーーーール!!!(>_<*
奥多摩湖側の入り口に到着!!

「奥多摩むかしみち」の入口は
R411大麦代トンネルのすぐ近く。
青梅から来た場合、トンネルに入らずに右手の坂をのぼる。

R411を渡り、小河内ダムへ向かう。

奥多摩湖とご対面〜♪
歩いて来ると、いつもとは違う感動が味わえる。
遠かった・・・( ̄□ ̄;

ダム壁の上から多摩川を眺める。
1時間前にいた道が見える(^^;;

パンフでは4時間かかると書いてあったけど、私の足で3時間。
途中、何人ものハイカー達に追い抜かれたので、
普段山登りをしている人ならば2時間程度で歩けるかも。

なかなか変化にとんだ道で、最後まで飽きずに歩くことができた。
アップダウンは結構きつく、肺が苦しかった(爆)

体の弱い方は無理せず、ゆっくり歩きましょう。
お水・汗ふきタオル・帽子・運動靴は必需品です!!



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